プログラマーって聞くと、
- 長時間労働
- プログラムのバグ(不具合)
- ブラック
なんてイメージがあって、きつそうに思うかもしれません。
ま、そういう面もあるんですけどね。
きつい・・・こともある。

ゴトー
でも僕の場合、辞めたくなるほどキツイ経験は、一度ぐらいしかありませんでした。
それにプログラマーって言っても幅広いし、働き方も様々!
だから個人の体験によって、感想は大きく違うんだと思いますよ。
それを踏まえて、僕なりの感想を書いてみたいなーと思います。
もくじ
プログラマーと言ってもいろいろ
まず一番大きいところなんですが、プログラマーと言ってもやってる仕事は様々。
例えば次のようなものを作ってるプログラマーがいます。
- WEBサイト
- スマホアプリ
- ゲーム
- パッケージソフト
- 業務システム
- OS
- デバイスドライバ
- 組み込み
- 暗号プロトコル
- 宇宙船のシステム
実際には、もっとたくさんの種類があると思いますが・・・。
で、僕が語れる範囲はこれ。
- Webサイト
- スマホアプリ
- Windowsアプリ
- 業務システム
しょせん大学中退&未経験からのスタートですから。
そんな難しいことをしてきたわけじゃありません。
その上での話になりますよ。(゚ω゚;A)アセアセ
ストレスの強い作業がある
僕が嫌だったのはストレスの強い作業です。
ストレスが続くと、胃がキリキリしたり、頭が割れんばかりに痛くなったりしましたね。。
- 本番環境でのプログラム修正
- 本番環境のデータべース操作
- 稼働中のシステムでのリリース作業
- 最速を求められる複雑なSQL文の作成
- 却下が許されないiPhoneアプリの申請
本番環境をイジる
僕はとにかくクライアントの本番環境をいじるのが一番嫌でした。
絶対に止められない大規模なシステム(止めると損害がすごい)をイジるのって怖いです。
万が一トラブルが起きたら自分のせいじゃないですか・・・
緊張して身体がフワフワするんですよね〜。
「あぁ〜コマンド打ち間違いそぉ〜」
ってなるんです。
やればやるほど寿命が縮まる感じ。

ゴトー
※大丈夫な人は大丈夫らしい(;・∀・)
でも最近ではAmazon Web Serviceのおかげで、リリース作業が随分楽になりました。
本番環境を簡単にコピーしたり復元したりできるので、失敗してもすぐに元に戻せるんですよ〜。
ま、本番一発勝負って環境もまだまだありますけどね。
最速を求められる複雑なSQL文の作成
ものすごいデータ量と大量のテーブルから、0.5秒以内に検索するSQL文を作る仕事がありました。
これは作るのには、ほんとーに苦労しましたよ。
そもそも出来るのかどうか分からなくて、重圧で歯ぎしりしてましたね。
毎日、風呂でもトイレでも頭の中はSQL。
いろんな人にアドバイスもらって、MySQLで本出してるような人にも聞いて、それでなんとかDB設定とSQL文を整えて乗り切りました。
動かなかったら人生終わってたわ・・・。

ゴトー
却下が許されないiPhoneアプリの申請
今はどうか分からないですけど、最初の頃のiPhoneアプリって審査すごく厳しかったんですよ。
無慈悲に却下になって、そのあと何をやってもリリース出来なかったり。
「却下になる可能はありますよ」
と、お客さんに伝えてはいたんですよ。
辞めときゃ良かったよ・・・。

ゴトー
でももし却下になったらやっぱ納得しないじゃないですか〜。
「作りが悪いんじゃないの?」
って話になるわけですよ。例えそうじゃなくてもね・・・。
しかもどっかの超大手社会インフラ会社の課長さんは、こっちの話を一切聞きません。
この仕様だと落ちるかもしれないって言ってるのに、全然話が伝わならいし。
完成前にプレスリリース打ちまくって、もう逃げ道がありませんでした。
だから申請するときはドキドキで寝られなくて。
パソコンの前でスマホ握りしめ目ながら布団はいってたな〜。
このときばかりは駄目なら逃亡してたかも。

ゴトー
幸い奇跡的にOKでした。
よくあんな内容で通ったよ・・・。
そのあと死んだように寝ました。
一瞬にして青ざめるようなイベント
- 納品後に見つかったバグが自分のものだった
- リリース作業の失敗
これらはめっちゃ焦ります。
一瞬にして青ざめます。(||゚Д゚)ヒィィィ!
幸い僕は大きなトラブルは起こしてないんですが、バグは心臓に悪いですよー。
あと信用も失いますしね・・・。
ホント良いことなし。
健康問題がつらい
これも地味につらい話です。
特に年齢が上がってくると、これが一番悩むかもしれない。
ITエンジニアの健康問題ですね。
これは誰もが悩まされる。

ゴトー
- 眼精疲労
- 肩こり
- 腰痛
- ヘルニア
- 腱鞘炎
- 痔
- 逆流性胃腸炎
- 顔面神経麻痺
ちなみに全部、身近なエンジニアか自分に起きた症状です。
僕も眼精疲労と肩こりには、随分昔から悩まされてます。
眼精疲労はブルーカットメガネを使うようにしたら、すこしマシになったんですけどね。
それ以外は、若いうちは大丈夫 。
30後半になったぐらいから要注意。
体力が落ちてきて、今までのツケが一気に吹き出しますよ・・・。
あっ痔はね〜、笑えるようで笑えないから❗ホント気をつけて。。 (/ω\)
長時間労働はさして苦にならない
さて最後にエンジニアにつきものの長時間労働について。
僕は縁あってブラック企業からスタートしました。^^;
そして次に就職したベンチャー企業も、徹夜徹夜のデスマーチが常態でした。
だからフリーランスとして独立するまでは、ずーっと長時間労働だったんですね!
でもね、カタカタしてるの好きなんです。
パソコンの前に座ってると落ち着く。

ゴトー
だから長時間労働はそんな辛くないんです。
(もちろん人によって感じ方は様々)
徹夜を繰り返すデスマーチだって、ちょっとしんどかったけど、若かったらモチベーション高くてお泊り会みたいなノリだったし。
それにベンチャーの仲間は気楽だったので、人間関係はめっちゃ良好でした。
というわけで長時間労働は、平気だったんですよ〜。
でもこれらは環境とか好みによって感じ方が違うかなーと思いますよ。
あとがき
実際、プログラマーよりきつい仕事って、たくさんあると思いますよ。
警察官とか看護師のほうが、過酷なんじゃないかなと。
肉体疲労で言ったら介護職とかハードそうだし、睡眠時間で言ったら調理師も大変そうだし。
プログラマーは朝自由で、エアコンも効いてるし、顧客の顔色みなくていいし、相対的に悪くないと思うんですよね。
僕がプログラマーとして経験した範囲では、そこまできついことは無いかなーって思います。
むしろプログラマーやってて楽しかったことの方が、圧倒的に多かったんですよ。
そのあたりのことや魅力を、以下の記事でたっぷり紹介してます。